11/02/20相模川ライテクメモ<KLX250(キャブ)試乗>

このところはトレール車に乗っていなかったから

SさんのKLX250(キャブ)に試乗させてもらった。

その時のこと。



跨って直ぐに違和感があった。

それは、ハンドルの高さ。


その理由は、

上からハンドルを抑えられないから。

意識しないと、

肘が下がり、ハンドルを真っ直ぐ握ってしまう。

これは、

ハンドルが低いのではなく、シートが低いためである。



その違和感は、走っても同じだった。


普段は意識していないが・・・

シッティングでバイクを寝かせる時には

イン側のハンドルに加重している。

それがやり難いから、バンクの切っ掛けを掴めない。


レーサーはシートが高いが

それは、サスストロークが長いからとか

最低地上高を稼ぐためだけではない。

上記の様な操作を容易にするためである。


なので、

このバイクで本格的にオフロードを走るなら

ハイシートが必要である。



次の違和感は、車体の前後バランス。


バイクの前端と後端に重さを感じる。

体を前後に大きく動かし、体重移動をしなければならないので

タイトな場所では、すごく忙しい。


感覚的には、

自転車の前カゴと後カゴに、荷物を載せている感じ。

そのため、横方向のGも大きく

ハンドルを強く抑えなければならないので、腕が疲れる。


これは、保安部品を軽量化したり外したりすれば

幾分マシにはなるだろうが、

足回りの重さは変わらないので

根本的な解決にはならないと思う。


そう考えると、

ヤマハの市販トレールである、WR250Rは良く出来ている。

全体的にはKLXより重いが、

エンジン周りに重さが集中していた。



最後に感じたのは、サスと車体の剛性。


静止状態でサスを押すと、ウチのWR250Fとさほど変わらないが

走ってみると、まったく違う。

(ちなみに、ウチのWRのサスはかなり柔らかい)


WRと比べると、KLXは車体全体が柔らかい。

これは、サスが硬いとか柔らかいといった違いではないのは勿論のこと。

サスの太さや、ステム・スイングアーム・フレームといった

車体各部の剛性不足から来るものであろうと思う。




<あとがき>


上手くて速い人は、

どんなバイクに乗っても

上手くて速い。


その訳は、

バイクの持つ特性を、瞬時に判断できるから。



元から持つ能力の高い人は

それを感覚で判断するが、

そうではない自分のような人間は

経験を積むことでしか、その基準を作れない。



思えば、ファンティックに乗っていた時がそうだった。

上手く乗れるようになるまでに、あれだけ時間が掛かってしまったのは

経験が足りなかったから。



まだまだ先は長いが

その一端が、ようやく掴めたようである。
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