FC2ブログ

11/06/07相模川ライテクメモ<YZ125vsセロー225結果編>

まず、コースの説明。



スタートして直ぐは、深い玉砂利。

道幅は、車1台分ぐらい。


初心者だと通過するのも厳しく、

初級の上程度までは、スピードを出すことなんてできない。


スピードを出せるようになったとしても、

大きく左にカーブしながらだから、バランスを取るのが難しい。



ここを抜けると、広い河原に出る。

右へ急カーブして、100mほどのストレート。

路面は砂利の浮いた林道っぽい。


右に左にカーブして、少し深めの玉砂利へ。

そこが、このコースの最奥になるが

玉砂利から砂利へと、路面の変わる右コーナーが意外と難しい。



そして、500mほどあるメインストレート。

最初は道幅が広くて、見晴らしもいいが

途中で、急に車1台分の幅になる。

ここの路面も、砂利の浮いた林道みたいな感じ。



最後は、やはり砂利の浮いた路面で

左、右のS字コーナー。

ストレートの奥だから、

そのスピードを、如何に保って曲がれるかがポイント。



これで1周。

タイムは計っていないが、飛ばして2分弱ぐらいだろう。




最初は、コース案内も兼ねて

後ろに付いて来てもらう。


慣れてきた頃合を見計らってスピードを上げていくが・・・

付いてこない(^_^;)


止まって訳を聞くと、ホコリが酷くて・・・とのこと。

う~ん・・・

コース幅が広いんだから、オフセットして走れば問題ないと思うんだけど。



ということで、今度はこちらが後ろに付いてみるが・・・

やはり問題ない。


たぶん、

人と走っていると、無意識の内に真後ろを追走してしまうのだろう。

日頃から、「前のバイクと同じラインを走らない」という癖をつけておけば

意識しなくても、オフセットして走れるようになる。



しばらく後ろに付いて見ていると、

確かに、数年前よりは格段に速くなってる。


が。

余裕を持って付いていけるんですけど。

(笑



そこで、それを確認してもらうために

抜きに掛かってみる。


場所は、メインストレートから最後のS字。


道幅の広いところでは、斜め後ろに付けておき

急に幅が狭くなるところで並ぶ。


なんか驚いているみたい(笑


S字の入り口までに、こっちが前に出ていれば勝ち。

ブレーキングを遅らせて、コーナーに飛び込む。


抜いちゃった(^_^;)





<まとめ>



Mさんは速くなった。


でも・・・

それはグルグル林間コースのような中速コースでの話。


テクニカルMコースのような低速コース、

そして、今回の高速コースではまだまだ。



そこが、中級の下と中の違い。

レベルというのは、トータルバランスで決まるものだからである。



今回、Mさんが抜かれてしまった原因は

気合(心)でも体力(体)でもマシン(機)でもない。


間違いなく、テクニック(技)



オフセットさせた、追走する時の位置

コースなりに走らないライン取り


そして、最も自分と違ったのは・・・

シッティングとスタンディングの使い分け。



横に並んだ時に、こちらを見て驚いていたのは

私がシッティングで走っていたからだろう。


自分はスタンディングして、目一杯のスピードで走っているのに

シッティングで抜かれる。


それも、

サスがプアで、パワーも無いポンコツセローに。


そりゃあ、驚くだろう(笑




ただ、そこには秘密がある。


見た目はシッティングでも、足に力は入っていたから。


シートのスポンジが沈まず、わずかにお尻が浮いている状態

私の言う、ローポジションスタンディングである。


抜いた場所には、路面のうねりのようなギャップがあるが

スタンディングするほどでもない。

かと言って、サスだけで吸収できるものでもない。


その中間を補うフォームが、ローポジションスタンディングなのである。



もう一つの秘密が、ギア選択。


たぶん、Mさんは自分よりも一つギアが高い。

巡航で流す分にはそれでも良いが、

速く走ろうと思ったら、それではダメ。



ギャップのある場所を速く走るのに必要なのは、

フロントを軽くすること。


最高なのは、ウイリーで全てを走り抜けられることだが

それは無理(笑



だから、

「常に、後輪に駆動力が掛かっている状態」=「加速状態」を、意図的に作り出す。


具体的には、

低めのギアで高回転を保ち、アクセルにリニアにエンジン回転が反応する状態。


それによって、フロントが軽くなり

ギャップでハンドルが取られない=速く走れるのである。



また、前記のローポジションスタンディングもそれを可能にするには必須。

加速力に耐えるため、シートに体重を預けることもするからである。


大きなギャップを通過する時には、

瞬間的に、ハンドルを引きながらシートに座る。

そうすると、リアサスが沈むから

相対的にフロントサスが伸びる=フロントが軽くなる。



原理的には、

リアサスを縮め、その反力を利用して飛ぶシッティングジャンプと同じ。

体の動きというのは、状況が変わっても同じなのである。




Mさんが、次のレースで成績を残すには・・・


人の後ろを走らない=人と違うラインを走る

コースなりに走らない=意図的にラインを変える

高いギアで走らない=加速状態を意図的に作り出す

スタンディングで走らない=シッティングとスタンディングを使い分ける

地蔵乗りをしない=積極的な体重移動でバイクの動きをコントロールする


ということが、必要である。



終わり
関連記事



  1. 無料アクセス解析