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アタックツーリングと、さいアタの難易度について

<アタックツーリングと、さいアタの難易度について>

アタックとは、俗にゲロアタックとも言われるもので
林道よりもハードな廃道・獣道をバイクで走るものです。
(ゲロが出そうになるほどキツいという意味です)

わかりやすく書くと、バイクに乗って登山するようなもので
ここを本当に上るの?とか下るの?という斜度の急な坂がありますし
倒木を越えたりくぐったりもします。

そんな所を走るので、転んだり捲れたり前転したりは当たり前
おまけに一日5時間ほど走りますから、体力の消耗は想像以上で
夏場などは、真面目にゲロを吐きそうになります(^_^;)

また、走る場所は低い木が多くて道が狭いので
ほぼ藪漕ぎです。

なので、350cc以上の大きくて重いバイクでは無理ですし
エンストすることも多いので、セル付きの方が楽です。

また、タイヤの選択も重要です。
ツーリスト等のトラタイヤやゲコタ等のガミータイヤ以外だと、かなり苦労します。

アタックで大切なのは、足つき性・マイルドなエンジン特性&軟らかめのサスペンション・タイヤ選択
上記の3点です。

例えば、アタック未経験・エンデュランサー・エンデューロタイヤ
この組み合わせだと、路面がウエットの場合は転びまくります。

なので、国産トレールとツーリスト等のトラタイヤかゲコタ等のガミータイヤの組み合わせがベストです。

アタックが初めての方も歓迎しますが、
ある程度のオフロード経験があり、アタックに向いたバイクでないと
辛く苦しいだけで二度と行きたいと思わなくなるでしょう(^_^;)

このアタックにも難易度や特性があり、
それは主宰&先導する人によって変わります。

アップダウンのある道を走るため、トライアル系の人が多く
最近ではハードエンデューロ系の人も増えています。
(ヒルクライムがメインで、難易度は高めです)

さいアタは、主宰&先導の私がモトクロス&エンデューロ出身のため
どちらかというと、スピード系で難易度は低めかと思います。
(ハードなグループの移動路程度です(笑))

以下は、現サポート隊見習いの見習いである、やまけんさん@セロー250のリポートです。

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アタックの感想について。
どこから何を書けばいいのか分からないので、ジャンルを分けてみます。

1.何故オフ車、何故アタックがしたいと考えたのか?
16歳でスクーターに乗り始めてから、怪我や海外赴任で数年乗れなかったことはありますが、それ以外はバイクに乗らなかった歳?年?がないくらいバイクに夢中です。
ずっとオンロードしか乗らなかったのですが以下の理由からオフに興味を持ち始め、さらにはアタックに進みたいと考えました。
最近の日本の道路はスマホで他の運転者やライダーを撮ることも含め、カメラだらけで、それをネットに晒す事が当たり前のような世の中になってきた。
オンロードだとスピードレンジが高く、地面も堅いので事故った時のダメージが大きい。
加齢からか、あまりスピードを出す行為に楽しみを見いだせなくなってきた。
そうして6年くらいは林道を走ったり、キャンプしたりしてました。
林道の脇道で険し目な所も入っていったりしました。
だんだん普通の林道では物足りなくなって、キャンパーや工事車両が居ないような所を走りたいと考え、フェイスブックなどでアタックを教えてくれそうなグループを探しあてたのがさいアタでした。

2.アタックをやってみてどう思ったか?
2-1.バイクの二次減速比について
ネットの動画を見て想像するより、ずっと険しいところを上り下りする事にかなり驚きました。 個人的な感想ですが、例えるなら林道はハイキングで、アタックは登山と感じています。日本語としては正しくないかもしれませんが、アタックはバイクで坂を上るのではなくバイクで坂を登る、もしくはバイクで登山するという表現が最適かと思います。
予備知識でギア比が低いと坂を登りきれず失速するという事は知識として持っていましたが、私の30年のバイク人生でそのような経験がなく、正直想像がつきませんでした。
しかしアタックをやってみた人生初の日に痛感したのは私のライテクではノーマルセローのギア比ではお話にならない…という事でした。
腕も経験もないので、おのずとスピードがゆっくりになります。下りはエンストしてもリヤをロックさせてソリのように滑り落ちるか転げ落ちれば済みますが、登山するような坂を極低速で登るにはノーマルのギア比の1速ではまだまだ早すぎるのです。すなわち登りたいスピードまで落とすと遅すぎてエンストしてしまうのです。
超低速でもエンストしないくらいのギア比にしないと途中で止まった時に再スタートができません。

2-2.プロテクターについて
私のオフロード経験は約6年、アタックは半年、5回位で、もりもり転びます。
うまい方は転ばないので軽装でも良いのかもしれませんが、初心者こそそれなりの装備があったほうがいいと思います。
上半身を覆う着込み型の全身プロテクター、ニーブレース、オフブーツ、ゴーグルが必要なタイプのオフヘルメット、オフパンツは必須だと思います。
特にニーブレースは高価ですが、転んでバイクに足が挟まれたり、坂を転げ落ちたりするので、怪我をしたくない人には是非装着をお勧めします。

2-3. 森の中の暑さ対策と虫対策
森の中は、木々が立っていて、ほぼいつも無風、夏場は蒸し風呂です。
暑がりの人、良く転ぶ人は、空調服、キャメルバッグは必須です。
さらに転ぶと疲れて動けなくなり、休憩が増えるので、その間、虫の餌食にならないように虫よけスプレーも在った方がいいです。

2-4. バイク
倒木をくぐる事が多々あるので、車高の高いバイクは結構きついと思います。
かなりの急坂を超極低速やそこそこのペースで上り下りします。 足場が悪いし、平坦ではないので、特に初心者には脚付きの良いバイクが良いかと思います。
私もそうですが初心者はかなりエンストします。頻繁にエンストしてセルを回してもバッテリーが上がりにくいバイクがいいと思います。
ギア比のセッティングは今の私のセローを参考にさせてもらうと13-50が快適です。 最低でも14-48でないとキツイと考えます。
アタックでは軽さこそ正義…と言っても過言ではありません。 外せるものは外し、特にフロントはなるべく軽くしたほうがいいです。オフ走行では低速、中速の走行中、Uターン、すべてにおいてフロント周りの軽さが効いてきます。 引き起こしの場合では、足場の悪い所でやる事が多いのでフロント周りに限らず、バイクが軽いかどうかで体力に効いてきます。引き起こしも10回を超えると、まさに筋トレのようです。

2-5. 気持ち、心構え、モチベーション、未経験者の不安
結局のところは、お山を走りたいか?という気持ちの強さが一番重要だと感じています。
バイクが谷に落ちる、バイクと地面や木に挟まれる、自分もバイクもツルに絡まって脱出できないなど、アクシデントが起きた時の為に自分1人では行けない、また行くべきではないレベルのお山を走りたいか?に尽きると思います。
今でも感じますが、部長の宮沢さんや上手な経験者に付いていくとモチベーションが高いつもりの自分でも、「こんな急坂、登れない、下れない」とくじけそうになります。しかし世の中には、そこをガンガン進んで走破する人がいます。 それを見て自分も走破できるようになりたいと思うかどうか?それに尽きると思います。
しかし、やってみないとアタックというものを想像しにくいのも事実です。
未経験で自分のレベルがお山に通用するか全く分からない場合は、宮沢さんの相模川でやる猿ヶ島のアドベンチャーツーリングに参加することをお勧めします。
ここで宮沢さんと一緒に走ってみれば、どの程度お山で通用するか?ある程度判断してもらえると思いますし、ここを走破できないようにならないとアタックはきついかと思います。

私の感想が、アタック初心者の方の参考になると嬉しいです。
以上



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